超純水製造装置 水を極める

超純水製造装置 ピューリックωOMEGAシリーズ

 

「超純水」を超える
「超超純水」への挑戦。
「水のオルガノ」がラボラトリー用水の新たな領域を開拓します。

常に技術革新を続ける超純水製造システム。そのナノレベルの洗浄を支えるのがオルガノの技術。
ピューリックωには「超超純水」を実現する、オルガノの最新技術が詰まっています。

「超純水」の水質と言えば比抵抗値18.2MΩ・cmはあたりまえ。
しかし実際の極微量分析の世界では比抵抗では表せないppt〜ppqを問われる時代に「水のオルガノ」として我々が目指したことは、フレッシュな最高水質をいつでもお客様へ提供できること。
それは超純水ユーザーへの「信頼」と「安心」の提供につながると考えています。

コンセプトは「オールフリー超純水」

この発想を可能にしたのが長年の実績を誇るオルガノの半導体グレード精製技術です。 ピューリックωでは従来難しいとされた

  1. ホウ素フリー
  2. シリカフリー
  3. TOCフリー

を実現。
オルガノ独自のイオン交換樹脂技術を駆使してラボユースに最適なカートリッジを開発。
採水水質まで徹底的にこだわり洗瓶不要を目指しました。

これまでのラボラトリー超純水の常識を丸裸にしてゼロからの発想で開発したピューリックω
オールフリー超純水の可能性は無限大。採水方法も今までにないフレキシビリティーを実現。
オルガノはラボラトリー超純水の世界に新しいスタートを切りました。

 

 

detail62PURIC-ω

 

 

 

 

 

 

 

仕様

ラボ用超純水を原点から見直した
フラッグシップモデル。

ピューリックωは
ラボ用超純水の最高水質を生み出すための オルガノの「こだわり」が集約された
最も妥協のないシステムです。

ピューリックω

ピューリックω 筐体仕様

採水流量 2.0L/min
外形寸法(本体) ω:W300×D600×H1,100mm
ω60:W450×D700×H1,200mm
外形寸法
(ディスペンサー)
W300×D300×H600mm
純水タンク ω:20ℓ
ω60:60ℓ
運転重量 ω:約85kg
ω60:約150kg
供給電源 AC100V±10%・50-60Hz
最大電気容量 200VA
TOC表示 リアルタイム
標準価格 ω:¥3,500,000
ω60:¥3,700,000
ディスペンサ

ディスペンサ仕様

滴下サイズ 0.05mL~2L/min
採水方法 パネル採水、リモート採水(ダイヤル)、フット採水(フットスイッチ)
採水量 5段階(滴下1、滴下2、連続1、連続2、連続3)

ピューリックω処理水分析例

ピューリックω

ICP-MS用・HPLC用に最適な、オルガノフラッグシップモデル

特徴

  • 全元素を極限まで除去。
  • 長期間安定した水質を維持。
  • 半導体グレードで問われるシリカ<0.1μg/ℓを達成。
  • TOC≦1μg/ℓなので有機物の微量分析にも対応。
  • 採水部はコントローラーで実験台を自由に操作できる高性能ディスペンサー。
  • 定量採水機能付き。
  • フットスイッチ標準仕様。

用途

品質管理・研究所など。微量金属分析装置(ICP-MS/AES、IC、FL-AAS)・有機物分析装置(HPLC、LC-MS)用水、バイオ実験(電気泳動、分子生物実験)用水、分析前処理・試薬調整・洗浄用水

製品イメージ

ピューリックωのイメージ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

構成・フロー

ピューリックωの構成・フロー

スペック

型式 処理流量(ℓ/min) 外形寸法(本体)(mm) 外形寸法(ディスペンサー)(mm) 製品質量(kg) 電源(V) 最大電源容量(VA) 処理水水質
W D H W D H
ピューリックω 2 300 600 1100 300 300 600 85 AC100±10% 200 18.2MΩ・cm
ピューリックω60 2 450 700 1200 300 300 600 150 AC100±10% 200 18.2MΩ・cm

*1 50/60Hz

処理水水質[ICP-MSによる分析例]

項目 ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム 亜鉛 カドミウム ニッケル マンガン アルミニウム コバルト クロム ホウ素
単位 ng/ℓ ng/ℓ ng/ℓ ng/ℓ ng/ℓ ng/ℓ ng/ℓ ng/ℓ ng/ℓ ng/ℓ ng/ℓ ng/ℓ ng/ℓ ng/ℓ ng/ℓ
濃度QL <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <10

アジレント・テクノロジー株式会社製 HP-4500
※ 原水水質により、処理水水質は異なります。

ORGANO

超純水製造装置 ピューリックωシリーズ

超純水を”極める”

超純水にこだわり続けた”オルガノの極み”がここに

『何もないこと』を”極める”

微量分析・高感度分析に影響を及ぼす超純水の水質。

限りなく純粋な"H₂O"であることが求められます。

・ω20:比抵抗18.2MΩ・cm/TOC≦1ppb/シリカ≦0.1ppb/ホウ素≦10ppt

・ω60:比抵抗18.2MΩ・cm/TOC≦1~5ppb/シリカ≦0.1ppb/ホウ素≦10ppt

・半導体洗浄用水向けイオン交換樹脂を採用

『使い方』を”極める”

超純水を汚染なく使えるように、機能面も極めました。

・一滴採水が可能高機能採水ディスペンサー採用

・定量採水・フットスイッチ採水も可能

『設置対応』を”極める”

ラボラトリーの設置環境も考慮しました。

シンプルイズベスト。

・設置場所を選ばないサイズ。シンプルなデザイン

・純水タンク内蔵によるワンパッケージ

・消費電力大幅削減、環境にも考慮

ピューリックω超純水を用いたLC/MS測定事例

(水道法・水質管理目標設定項目の農薬類の検査)

LC/MSでの測定事例

株式会社島津製作所様の分析ラボにて、ピューリックω超純水を移動相に使用し、

水道法の水質管理設定項目である農薬分析をLC/MS/MSを用いて行って頂きました。

分析条件:

装置:Nexera X2 + LCMS-8050(島津製作所製)

LMCS条件:水道法・水質管理目標設定項目農薬類

別添方法18・19・20対象農薬一斉分析用条件

カラム:CERI L-column2 ODS(75mm × 2.1mm I.D., 2μm)

移動相:ギ酸―酢酸水溶液/メタノール

流量:0.2mL/min

測定結果について

今回LC/MS移動相用水として超純水の比較分析を行って頂きました。

農薬非注入分析において、チラウム(管理目標値0.02mg/L)の溶出時間に、超純水LC/MS用パッケージ販売品とピューリックω超純水では夾雑ピークは未検出でしたが、他社製超純水で、検出されました。(夾雑ピークは定量イオン-確認イオン比がチラウム標準品と異なることから、チラウムと異なる成分と推定されます。)

*チラウムとは・・・ジチオカーバメート系の殺菌剤。農薬などの用途で広く用いられてきた化合物。

 

 

listimage超純水って何?

水の浄化に関する要素技術を組み合わせて、河川水や工業用水などの水を限りなくH2Oに近づけた高純度の水のことです。水に含まれる固形物や塩類はもちろん、溶けているガスも除いて”超”高純度に処理します。オルガノがもつ最高水準の分析技術も超純水製造に不可欠です。

listimage超純水の用途は?
  • list2微小なごみも許されない半導体ウェハーや液晶表面の洗浄用水
  • list2発電所の安定運転に必要な発電用タービンの蒸気発生器用水
  • list2あらゆる場面で安全が要求される医療・製薬産業の精製水・注射用水
  • list2分析レベルに直結する分析化学微量分析用ブランク水

など様々な分野に用いられています。

クリーンルームでの超純水微量物質分析

超純水の概念